『母という病』 『父という病』
この一週間、『母という病』『父という病』という2冊の本を読みました。
これはどちらか1冊だけを読んではダメな本。2冊とも読まなくては全容はつかめません。
あらゆる種類の悪い母・悪い父のサンプルが延々と列挙されており「これうちの母に当てはまる」とか「そうそう父はこんな野郎だった」とか逆に「あちゃー!子どもにこんなことしたことあるわ…」て具合に心当たりが山盛りなのですが、2冊とも読み終わって思ったことは、
この世は悪い父母だらけだからいちいち気にしてられるか!
ということ。
「父という病」「母という病」の両方と無縁な家庭なんて世の中に1%もないんじゃないかな。「病」が存在し、それに悩んでいる人がたくさんいるのが普通で、自分の問題を認識した上で、それにとらわれるのをやめた時に「病」から回復するのかも。
ちょっとここに書ききれないくらい色々考えたし、とても興味深い本だったのでおススメです。