1年生。
娘が小学校に入学した春。
学校が終わったら寄り道せず帰りなさいと毎日毎日伝えているにもかかわらず、毎日毎日どこかに寄り道して帰ってきて、毎日毎日「まっすぐ帰って来なさいって言ってるでしょう!」と叱り…という日々が続いていました。
ある日、普段は寄り道してもせいぜい4時には家に帰ってくる娘が5時近くなっても帰って来ない日がありました。
迷子?まさか誘拐?!
最悪の事態も頭に浮かびつつ、必死であちこちを探しまわりました。
近くのスーパー、公園、校庭・・・まさか車に轢かれて病院へ?!
こんなことなら娘を信用せずに毎日送り迎えすべきだった。後悔先に立たず。
夫にも早く帰って来てもらい、夫婦で探しまわり、それでも見つからずそろそろ6時。警察に届けなくては、と思い始めたその時。学区内の一番端っこにある公園で一人ブランコに乗っている娘を発見しました。
夫「こんな時間まで何やってるんだ!」
バチーン!娘の頬をたたきます。
私「どれだけお父さんとお母さんが心配したと思ってるの!」
娘、号泣。抱き合う親子。
しばらく号泣し、泣きやみかけたタイミングで娘を抱きしめて目を見て、
夫「お父さんとお母さんに心配かけたらダメだ。これからはきちんと寄り道せずに帰って来なさい」
ドラマにありそうな、ちょっと感動的な展開。
そこで娘が涙を拭いて一言。
娘「うん、それはいいねんけど、なぞなぞ出していい?」
夫と私「・・・orz」
この後、しばらく娘を小学校まで迎えに行く日々が続きましたが、1年生の2学期頃からようやく寄り道せずに帰ってくるようになりました。
長文でしたが、まぁ何が言いたいかというと、小学生のアホさは想像を絶するということです。今後も期待し過ぎずに成長を見守りたいと思います。そして、アホな子どもがいたら、地域の大人として見守ってあげなければとも思います。アホな子がまぁまぁ普通の大人に成長できるまで。