母の日
最近は保育園や小学校でも「母の日」なんてセンシティブな行事には触れないことになっているみたいで、「子どもが園で作ってきたプレゼント」なんてもらったことがないし、夫は子どもに母の日を祝わせるように仕向けるような気の利いた事をする人でもない。
なので、母の日はもっぱら私から姑と実母に(義理で)プレゼントを贈る日でしかなく、姑には1月ほど前に仕事の空き時間にネットで花を注文した。(これは贈り忘れたら大変な事になるから、事前の準備が大切!)
近くに住んでいる実母には適当に見つくろえばいいやと、母の日当日、近くのショッピングモールを、そんなに値段が張らないのに高そうに見える物ないかなぁ~とブラブラ歩いていると、ふと「あと何回母の日にプレゼントを贈ることができるのだろう」と猛烈に切ない気持ちになった。
いろいろあったけれど、必死に私を育ててくれた母。その母に感謝の気持ちを伝えられる日はあと何日あるのだろう。
さきほどまでの自分を猛烈に反省し、母のために特設会場で一番高価だった鉢植えと、ブランド物の日傘を購入した。
そして夕方。プレゼントを届けに。
母「あ~、これ、●●で買ったんじゃない?あそこの花、すぐ枯れるのよね。え?日傘もくれるの?これ、近所のスーパーで安売りしてたやつでしょ?」
私「・・・・・・。」
まぁ、あの、長生きしてください、お母さん。
四つ葉のクローバー株式会社
娘が四つ葉のクローバーを見つけた。
というより、四つ葉のクローバーが群生している秘密の場所を見つけた。
(うん、なんか写真に撮るのは難しいな。あと、一番上のは五つ葉。)
毎日せっせと四つ葉のクローバーを採取してきては、押し花を作っているので、これでお商売を始めたら?と娘に提案してみた。
以下、娘の事業計画案。
1 四つ葉のクローバーで押し花を作る。
2 四つ葉のクローバー押し花しおりを作成。
3 友達に売る。
4 家の軒先で売る。
5 インターネットのお店でも売る。
6 がっぽがっぽ儲かって、大きな家を建てる!
ふむ。それで一体しおり一枚いくらで売るの?と尋ねると「う~ん・・・20円くらいかな?」と。
うん、家が建つまでお母さん、気長に待ってるね。
定期便
姑から一カ月に一度必ず荷物が送られてくる。
今回は、
先日、電話で「お義母さん、小学校高学年の息子の足が最近くさくって!やっぱり男の子ですね!」と話していたのを覚えてくれていたようで、婦人会のイベントで染めたという柿渋染の靴下10足。(ただしすべて婦人物…)
近くの農協ショップで安かったというイチゴ12パック。(お義母さん、我が家は4人家族です…)
「やっぱり私は古い人間だから、粉の洗剤しか信じられなくて。液体洗剤をいただいたのがあるから送るわね」と、液体洗濯洗剤アリ●ール本体×2と詰め替え用×3
ありがとうございます、お義母さん。
でも、多分、多分ですけど、洗剤はイチゴの上に入れない方が良いと思うんです。イチゴって柔らかくてつぶれやすいですから・・・。いえ、もしかしたらたまたまイチゴの上に洗剤が載っちゃっただけかもしれませんけど・・・。
あと、柿渋と、イチゴ汁で染めた靴下が、足のニオイに効果があるか、この夏は私の足で実験してみますね、お義母さん。
七不思議(2)
一応「七不思議(2)」ってタイトルをつけたけど、このまま(3)(4)…と(7)まで続くかどうかわからない。逆に、(7)で終わるかどうか分からない。
ともかく、傘だ。
男ってのは傘をささない生き物だと聞いたことがあるけれどそれは本当なのだろうか?でも、デパートの傘売り場にはきちんと紳士物の傘が置いてある。きっと都市伝説なのだろう。
家には夫用の傘がない。買おうか?と言っても要らないというから買わない。
少々の雨なら濡れて行くことを選ぶ人だが、土砂降りの日には勝手に私の傘(女物)をさしていく。そして、必ず壊して帰ってくる。もしかして小学生男子のようにエイヤっと傘を裏返しにする遊びをしているのだろうか?
そして、夫は優しい。夫が休みで私が仕事の日、急に雨が降り出すと傘を届けに来てくれる。優しい。
しかし、自分は傘をささずに、私の傘をずぶぬれで届けに来て、そしてずぶぬれで帰っていく。そして夕食の席で「きみに傘を届けたから風邪をひいたかも」なんて嬉々として発言する。
不思議だ。