アラフォー奥さんの頭の中

読んでも何の役にも立ちません

『いじめの直し方』

幸い我が家の子どもたちは深刻ないじめには、いじめっ子としてもいじめられっ子としても関わっていない(と思う)のですが、学齢期の子どもを持つ親にとってはいじめの問題は非常に気になります。

 

いじめの直し方

いじめの直し方

 

 

いじめに関する本やHP等はいろいろあるのですが、これはいじめを環境の問題ととらえて、いじめが発生する環境をいかに改善して行くかという視点から書かれており興味深かったです。

 

以下、備忘録。

 

  • せまい所に閉じ込めて強制的に仲良くさせる学校制度

→気が合わない人とは仲良くしなくてもいい。「関わらない」という選択肢もあるよね。

 

  • 人間関係の閉鎖性の問題

→一人ひとりが学校以外にもいろんな居場所を持つことが大事

→部活顧問の労働問題が問題になっているけれど、子どもが学校以外の居場所を持つためにも、放課後の活動は学校外で行う方がよいのではないのかな

 

  • いじめは犯罪であるという当たり前の事実

→暴力系のいじめは、診断書をもらって弁護士とともに警察にいく
→コミュニケーション操作系のいじめは、証拠が残りにくいので、どんな辛い目にあったのかを自分で記録していく